PIGMENT ORANGE 43-紹介と応用

CIピグメントオレンジ43

ストラクチャーNo.71105。

分子式：C₂₆H₁₂N₄O₂.

CAS番号：[4424-06-07]

構造式

色の特徴付け

ピグメント オレンジ 43 の化学構造は、ピグメント ケトン顔料のトランス型で、鮮やかな赤みがかったオレンジ色を示します。ピグメント オレンジ 43 は良好な着色強度を持ち、0.9% の顔料で 5% の二酸化チタン、0.25% の 1% の二酸化チタンを含む柔軟な PVC の 1/3 SD を調製できます。

表 4.200～表 4.202 および図 4.61 に主な特性を示します。

表 4.200 PVC におけるピグメント オレンジ 43 の適用特性

表 4.201 HDPE におけるピグメント オレンジ 43 の適用特性

表 4.202 ピグメント オレンジ 43 の適用範囲

●-推奨、○-条件付、× -非推奨

図 4.61 HDPE 中のピグメント オレンジ 43 の耐熱性 (フル シェード)

品種の特徴

ピグメント オレンジ 43 は優れた耐光性を備えており、低濃度に希釈しても最大 8 度まで耐えることができます。ポリオレフィンに使用した場合の耐熱性が良く、耐熱性はPE、PETで約280℃です。ただし、濃度がPEで0.1％を下回ると、耐熱性が大幅に低下します。また、PETに低濃度で溶解し、黄色に変色します。ピグメント オレンジ 43 は、屋外での一般的なポリオレフィンおよびエンジニアリング プラスチックの着色に適しています。PVCの場合、透過抵抗は優れています。しかし、低濃度の顔料と高濃度の可塑剤ではにじみ現象が発生します。ピグメント オレンジ 43 は、ポリプロピレンの着色に適しています。ピグメント オレンジ 43 は、クリスタル プラスチック製品に重大な反りを引き起こす可能性があります。

カウンタータイプ 

CI 71105
4-26-00-02613 (バイルシュタイン ハンドブック参照)
BRN 0061891
ボルドー RRN
ブリリアントオレンジ GR
CIピグメントオレンジ43
CIバットオレンジ7
CCRIS 4703
シバノン ブリリアントオレンジ GR
フェナントレン ブリリアント オレンジ GR
ホスタパーム オレンジ GR
ホスタパーム バット オレンジ GR
ホスタバット ブリリアント オレンジ GR
インドダンスレン ブリリアントオレンジ GR
インダンスレン ブリリアント オレンジ GR
インダンスレン ブリリアント オレンジ GRP
インドファスト オレンジ OV 5983
ミケスレン ブリリアント オレンジ GR
ミケスレン オレンジ GR
オスタンスレン オレンジ GR
オスタントレン オレンジ GR
パラントレン ブリリアントオレンジ GR
パラドーネ ブリリアントオレンジ GR
パラドーネ ブリリアントオレンジ GR new
ピグメント スカーレット 2Zh アントラキノン VS-K
Pv ファスト オレンジ GRL
サンヨー パーマネント オレンジ D 213
サンヨー パーマネント オレンジ D 616
ソラントレンブリリアントオレンジJR
サイミュラー ファスト オレンジ GRD
スリーネ ブリリアント オレンジ GR
ティノン ブリリアントオレンジ GR
バットブリリアントオレンジ
バット・スカーレット 2Zh
トランスペリノン
ビスベンゾイミダゾ(2,1-b:2′,1′-i)ベンゾ(lmn)(3,8)フェナントロリン-8,17-ジオン
バットブリリアントオレンジ GR
ピグメントオレンジ43
ビスベンゾイミダゾ[2,1-b:2',1'-i]ベンゾ[Imn][3,8]フェナントロリン-8,17-ジオン

ピグメント オレンジ 43 仕様へのリンク: プラスチック用途。